ローヤルゼリーで自律神経を整える
人の消化器、循環器、呼吸器など、意思とは無関係に活動する機能を24時間中休みなく調節している神経を自律神経と呼びます。
人の生命活動を保つ大切な役割を担う自律神経は、ストレスや不規則な生活習慣などによって乱れることがしばしばあります。 そんな自律神経を整え、健康を維持する働きを備えているのがローヤルゼリーです。
休みなく働く自律神経とは
自律神経は血液を循環させたり、食べ物を消化したりという自分の意思ではコントロールできない体の機能を制御しています。
交感神経と副交感神経
自律神経は昼間、活動や緊張している時に働く交感神経と、夜間の就寝中や休息中に働く副交感神経のバランスを上手く取ることにより正常に作用します。
自律神経が乱れる原因
自律神経が乱れる原因は、過度のストレス、不安、運動不足、睡眠不足、不規則な生活、昼夜逆転の生活、偏食などがあります。
自律神経の乱れからくる病気
交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、肩こり、不眠、頭痛、腹痛、疲労感の蓄積などの症状が出ます。 さらに自律神経失調症、神経性胃炎、過敏性腸症、過喚気症候群、メニエール病などをひき起す原因となります。
自律神経を整えるローヤルゼリーのふたつの成分
ローヤルゼリーに含まれるアセチルコリンとデセン酸というふたつの成分が自律神経を整える働きを持っています。
アセチルコリン
アセチルコリンは神経伝達物質のひとつで、副交感神経の末端から分泌されます。 アセチルコリンは副交感神経を刺激し、脈拍と血圧の低下に作用するなど、自律神経系に幅広く関わっています。
また記憶や、やる気の形成にもアセチルコリンが関与しています。 アセチルコリンの働きが邪魔されると副交感神経を中心に、自律神経系に悪影響が起こります。
デセン酸
デセン酸はローヤルゼリーにのみ含まれる特有成分です。デセン酸は脂肪酸の一種で、正式名称は10-ヒドロキシ-2-デセン酸(10HDA)です。 ローヤルゼリーの品質はデセン酸の量により決定されます。
デセン酸は女性ホルモンのエストロゲンに似た作用があり、更年期障害の諸症状の緩和に有効です。 その他にも血糖値の安定、コレステロール値の低下、免疫力向上、血行促進、抗菌、抗炎症作用、皮脂の分泌量を調整する働きがあり、自律神経を安定させる効果が期待される成分です。
ローヤルゼリーのデセン酸含有量はどのくらい?
ローヤルゼリーのデセン酸の含有量はローヤルゼリーのタイプにより異なります。 デセン酸の含有量が多いローヤルゼリー程、高品質で高額になります。
購入時にはデセン酸の含有量が明記されている商品を選ぶようにします。 あまりにも価格の安い商品にはデセン酸が0.3〜0.6%程度しか含まれていないものもあるので注意しましょう。 目安としてデセン酸含有量が1%以上のものを選ぶとよいでしょう。
自律神経を整えるために
このようにローヤルゼリーは自律神経を整える働きが期待できる食品ですので、継続的に摂取すると、徐々にその効果を実感できるようになります。 自律神経を整えるために日々の生活の中でも気をつけたいことはいくつかあります。
食事は食物繊維の多く含まれている根菜類、全粒粉、キノコ類、海藻類や、納豆、ヨーグルト、味噌、キムチなどの発酵食品を積極的に摂取すると腸内環境が整い、自律神経の安定に効果があります。
質の良い規則正しい睡眠を取ること、ウォーキングなど適度に体を動かす習慣をつけることも自律神経を安定させる要因となります。